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NO20(2002.1.15)                   発行・鈴木啓太郎



1/8 都市計画審議会、西口再開発を決定

総予算規模140億円、超大型公共事業に着手、17年度完成予定

 12月27日、1月8日の2日間、上福岡市都市計画審議会が開催され、西口再開発に関する都市計画決定に同意しました。私は審議委員の一人として、正月返上であらゆる角度から調査をおこない、再開発の問題点を指摘しましたが、最終的に審議会では計画そもののに賛同しました。
 私がもっとも懸念したのは、審議のために充分な時間を費やすことができないということでした。当初担当課の計画では、27日午前中の会議だけですべてを終わられてしまうというものだったのです。これまで、都市計画決定は、機関委任事務で、手続き上の通過機関としか見なされていませんでした。しかし地方分権により、地方都市計画審議会の権限は大きく変わりました。第3者機関として計画を調査することができ、審議会の同意無ければ都市計画そのものが無効になってしまうのです。
 この権限を活用して12月議会終了後から資料請求をおこない、質問状をあらかじめ提出し、年末年始にかけて何度も担当課とのつめの議論をしてきたのでした。それでも審議日程を一日増やすのがせいぜいで、多少は中身の議論ができたといえる程度でした。調査の結果、手続きの不備や問題点はいくつも見つかりました。この先、徹底すれば「行政訴訟」という手段もあり得たのですが、それには地元合意を重ねてきた17年に及ぶ計画そのものをご破算にするという覚悟が必要でした。そこまですべきだという確信は私にはなく、妥協点を見いだす以外になかったのです。みなさんはどのように思われるでしょうか。


  
西口再開発どこが問題か
 私が再開発事業の問題と考えているのは次の点です。(さらに詳しくは「かわせみ」最新号ご覧ください) ・西口だけの孤立した計画で、総合的な街づくりの視点がない。莫大な予算をかけているのに、東西交通(トンネル、もしくは陸橋)の確保などが実現しない。これでは西口振興への効果が半減する。
 ・市民の税金84億円を投入するのに、市民の意見を聞く機会を設けていない。市民参加がない。議会や審議会でも事業計画への充分な議論の場がない。手続きに法律上の不備が認められる。
 ・保留床の買い取り(公団が事業費を回収する費用)に、上福岡市は15億円を計上しているが、これで済むという保証がどこにもない。再開発で事業費の回収がうまくいかなければ、つけは上福岡市、つまり市民に回ってくる。
 ・自然環境、緑地保全に、事前に充分な調査をせず、環境優先の原則が貫かれていない。

 
Information
上野台保育園移転が決まる。移転先は公団の工事計画次第。
 上野台保育園の改築費用は、4億九千万円。新しい上福岡市の実施計画では十六年度完成予定に軌道修正。移転先がどこになるかは今のところ未定、公団の建て替え工事との関係で決まる。そのため完成時期がさらにずれ込む可能性も。
保育園跡地には、障害者通所施設(4億円)が内定。
 郊外につくる以外ないとしていた施設が、市役所の隣になるのはいいことかも。通所施設がほんとうに必要なのか、抜本的な議論を欠いている。
NPO に新たに助成処置を検討、来年度(14年)から
 財政担当はヒヤリングを開始、額も規模も未定。二人三脚、サポート輪、ふじみ野国際交流センターの3団体が対象。

 市民ネット定例会(新年から第3木曜日、午後8時 ブランチ)
定例会の開催日が変わります。1月17日は、会議後、新年会を予定。ぜひ顔を出してください。
 
「かわせみ」2002年winter号作成中。1月下旬仕上がります。配布ボランティアよろしくお願いいたします。


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