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NO16(2001.2.1) 発行・鈴木啓太郎
なぜ、市長選予定候補者仲本正夫さんを応援するのか?
市会議員 鈴木啓太郎
これまでの経過
昨年12月初旬、私鈴木啓太郎と社民党青山博明氏に対して、民主市政をつくる会(市職組合、共産党など8団体で構成、前回選挙では・のと真作・氏を推薦)より「市長選を共に候補者をたててたたかってほしい」という要請がありました。このときは候補者未定でしたので「候補者によっては協調することはやぶさかではない」ことを伝え、どんな候補者が望ましいかを話し合いました。
その後民主市政をつくる会より「仲本正夫さんを推薦したい」という意向が伝えられてきました。仲本さんは一回目の話し合いには名前の挙がっていない方でしたが、とりあえずお話を聞く機会を設けさせていただきました。この時点で、社民党青山氏は「推薦には加われない」と共闘を辞退しました。私たちも大変迷いましたが、数回にわたって仲本正夫さんおよび、民主市政をつくる会との協議を重ねた結果、仲本正夫さんを応援して市長選挙をたたかうという結論に達しました。以下その理由について明らかにします。
現市長の「独走」にストップをかける
現市長になって、市役所の風通しは少し良くなったといえるでしょうか。
各種審議会の傍聴が認められたり、市長への手紙ブーメランや、若手職員のアイディアの採用、レインボー人材バンクなど「情報公開、市民参加」の数々の政策が採用されています。私は、こうした点では現市長を評価すべきであると考えています。
ところが現市長は、莫大な予算が必要になる開発計画にコトが及ぶと、いっさい情報公開、市民参加を認めないのです。すでに始まっている西口再開発計画では86億円の予算が計上されているのですが、この計画の全貌はいまだに議員や地権者にすら明らかにされていません。住都公団の一部幹部と市の一握りの幹部だけですべてを決めているのです。
現市長が計画として明らかにしている駅東側の再開発も、上野台団地の立て替えと同時に始まることされていますが、約150億円を要するというこの計画に、市民の声を一度も聞いたことがないのです。12月議会での私の質問に、市長は「地権者の合意が優先するので、市民参加はできない」と明言しました。私たちが知り得ているのは、現市長が選挙の宣伝に用いている街の将来構想図があるということだけです。
私たちの住むこの街が今後どのような街になっていくのか。納税者である私たちにはそれを知る権利があるだけでなく、都市計画に参画し、街づくりを進めていく当事者であるべきです。これをごく少数の、限られた人の権限で決めてしまうのは危険なことです。今回の市長選挙の争点は何かと聞かれるなら、私はこのような現市長の独走を認めるのか否かにあると答えたいと思います。
仲本さんは、政策の第一に「市民本位の新しい市政をつくる」としています。私は現市長の独走を止めるために、仲本さんに市長になってもらうほかないと思うに至りました。
第三次総合振興計画は市民参加で見直すべき
現市長の公約の中心は駅東西の再開発です。上福岡市民なら、だれもが東口の狭隘部分を何とかしてほしいと願うことでしょう。私もそう思いましたが、実際に調べてみるとそれは容易なことではありません。
市はすでに市長の方針で東口にある「富士そば」の土地を購入したのですが、肝心な建物の権利者営業権者が買収に応じようとしません。仮に買収が成立しても途方もない金額になるといわれています。現市長は4年前の選挙で駅前整備を公約したのですが、いまのところ失敗しているといわざる得ません。
さらに東口の都市計画の完成には幾人もの地権者、権利者に莫大な保証が必要になります。しかし東口駅再開発や狭隘部分の解消にお金をかければ、それ以外の施策はおざなりになるのは避けられません。
このような大規模開発でなくとも、駅東西間の交通を車いすで利用しやすいように改良したり、エレベーターを設置することなどの改革は現状で充分に可能です。こうした安全対策をこそ優先し、当市の財政規模に見合ったバランスのとれた開発にとどめるべきです。
仲本さんは「第三次総合振興計画のみなおし」をかかげています。私も開発優先の計画は市民参加の下で見直されるべきだと思います。
また仲本さんの政策のなかに「上福岡エンゼルプランの実現」が明記されています。このプランは上福岡市民が市民参加でつくり出した貴重な計画です。こういう計画を推進するという点でも、私は仲本さんを強く支持したいと思います。
市の借金が生活を圧迫する
いま私たちの街には、全国どこでもそうであるように、高齢化の波が押し寄せています。
街が発展していくためには、子育てをし、またお年寄りの家族をかかえる世代への支援策が欠かせません。学校や保育園の整備など児童福祉の充実、介護保険の不足分を補えるような高齢者福祉対策など、やらなければならないことがたくさんあるのです。
ところが現市長の政策をつづけたら、上福岡市は借金で身動きがとれなくなります。自治体の借金は市民生活を圧迫します。お金をかければ、いくらでも開発し、夢のような街を描くことは可能ですが、それはこの先何十年間も市の予算を食いつぶす借金なのです。財政破綻を回避するためにも、現市長の独走を認めるわけにはいきません。
そのために私は今回の市長選挙では仲本正夫さんを推す以外ないとの結論に至りました。
すでに共産党が仲本正夫さんの推薦を強く押し出しています。私としては、これら政党の動きに左右されることなく独自の運動を繰り広げることを通じて、力の限り市長選挙に関わろうと思います。
皆さんのご理解とご協力をお願いします。
今後の予定
2月10日(土)午後1時30分 街づくりワークショップ 西公民館地下ホール
18日(日)市長選挙告示
25日(日)市長選挙投票日
★告示期間中も独自のパフォーマンスを企画します。ぜひご参加ください。