平成14年9月定例会(上福岡市議会) 



総括質疑

09月05日−02号

旧2小の国有地所得、教育相談室をめぐって

P.76 
◆7番
鈴木啓太郎議員
 それでは、私も補正予算の内容についてお聞きしていくというふうにしたいと思います。
まず、体育館多目的施設管理棟及び教育相談室整備事業なのですが、きょうの総括についてのいろいろ議論を聞いていても、どうも納得できないところが非常にあります。といいますのは、現在の教育相談室というのがたまたまあそこに置かれているというふうなことでは、ああいう形態になっているということが理解できるのですけれども、現在適応指導教室に通われている方は、たしか4人、相談員さんは2人、その6人の方が使うという設備が非常に大きな設備となって、しかも要するに1億3,000万の建築費をかけて新しい建物を建てると。一体こういう必要がどこにあるのかということについてなかなかちょっと理解しづらいというふうに思うのです。もう少し適応指導教室というふうな限りで、教育相談室をなぜそんなふうな建物をつくらなければならないのかということについてお考えをお聞かせ願いたいというふうに思います。


P.77 
吉野英明教育長
 当市の教育相談室ですが、適応指導の機能を持たせた相談室であります。これは先ほどより申し上げておるとおりでございますが、現在子供たちが通ってきております。この子どもたちも過去に何人かは学校に復帰しております。学校教育、また社会教育の中でもです。この施設は、教育に必要な施設であります。大きい、小さいは問題ではないと思いますが、少しでも充実した施設にして学校復帰、またご父兄のご相談を受けられるような教育相談室として設置していくのが教育委員会としては当然のことではないかと私は考えております。


P.77 
◆7番
鈴木啓太郎議員
 余り他市の事例を知らないのですけれども、教育相談室というのが何かその市役所の建物の一つであるとか、余裕教室の中につくっているというのが非常にたくさんあると思うのですが、ということではなくても、例えば民家を借りてその中に広い庭のある施設で教室をつくるとかというふうなことも考えられるのではないか。そうすれば、月120万かの要するに賃料を払うとかというふうなことでなくても、十分に現在の施設のスペースと機能を持った、しかも環境的にも現状よりいいものが考えられるのではないか。前回の議会のときに、学校の外へというふうな質問をしたときには、そういうような環境を整えていくというふうな質問の趣旨で私としては行ったつもりだったのですけれども、そういう施設というのは考えられなかったのか。さらには、県の教育相談の充実という事業内容を見ますと、例えば適応指導教室については、これこそ広域適応指導教室ということで、2市2町の中になければ、例えば広域的に適応指導教室をつくるというふうなことについては、補助が要するにされると、こういう制度もあるわけです。そういう方法というのは検討されなかったのか。この点についてお聞きしたいと思います。


P.77 
吉野英明教育長
 先ほど8番議員さんにお答えいたしましたが、2市2町の中で適応指導の機能を持たしている教育相談室は、上福岡市だけであります。将来性を考えまして、このような施設にしていっております。先ほど申されましたどこかのおうちをお借りして、相談もできます。ただ、子供たちがお互いの生活をするためには、教室の中で学校と同じような勉強もせざるを得ません。その中で体育館が多目的で使えますので、体育館もこれからは利用できる、充実した施設だと私は考えております。


P.78 
◆7番
鈴木啓太郎議員
 余りもう細部に立ち入らないようにしたいと思うのですが、最後に一つだけ。ということであれば、例えば学校の余裕教室を使って適応指導教室をつくる、教育相談室をつくるという事例がほかの自治体にはたくさんあると思うのですけれども、こういう方法を選択しなかったのはなぜかということについてお伺いします。


P.78 
吉野英明教育長
 不登校の児童生徒ですが、本人が学校に対して何らかの問題を持っております。学校の中に教育相談室を設置することは、私としてはマッチしていないという考え方で別のところに施設をつくるということでございます。


P.78 
◆7番
鈴木啓太郎議員
 その点は私も考えは同じでして、そうであるならばなおさら新しい建物の中に入れてしまうということではなくて、もう少し開放的な民家を改造するとか、もうちょっと環境的にも、要するに整えたところに置いて移していくとかというふうな形で、機能を持たせる方法というのは考えられるのではないかというふうには思ったわけです。ただ、同じくちょっと管理棟が必要だというふうにここではなっているわけですけれども、この根拠もどうにもよくわからない。例えばその隣には市の第2庁舎があるわけです。第2庁舎がその管理棟というか、受け付けを担うというようなことはできなかったのか。この点についてお伺いいたします。


P.78 
吉野英明教育長
 体育館の貸し出し等につきましても、体育課で管理をいたします。教育委員会の管理で、体育課で事業を行っていきます。ということで、第2庁舎の中へ管理棟をつくっていただいて、そちらに体育課を持っていくと、その方が効率的な行政ができるのではないかという考え方であります。


P.78 
◆7番
鈴木啓太郎議員
 この点については、この点にとどめたいというふうに思います。今ちょっとこだわった質問しましたけれども、行政の費用対効果というか、コストの面で、確かにその少ない人数が使っている。だけれども、もちろんその必要性を教育相談室やそういうものを否定するわけではないのです。ただ、非常に少ない人数の利用というふうなことに対して、非常に大きな予算がここでは使われていく。そのことが我が市の中では初めてそういうリース方式で、要するにそういう建設するというような計画が一方でつくられているわけです。

   一方で、今度はちょっと質問を変えますけれども、国有地の取得事業です。この取得の審査する委員会の中で示されました国に対する利用計画では、現在の2小の土地、この部分というのは、実は中央児童館に通う子供たちがさまざまな形で利用している空き地でもあります。現在遊具がそこに置かれています。そこに新しい駐車場を建設するというような利用計画が示されました。この中央児童館は100人近い子供たちが毎日これを利用しています。そして、それはもう日常的に、というのは土曜日も夏休みもその子供たちがそこを使っているというようなことが市役所からも実によく見えるというふうに思うのです。この利用計画というのは、どれほどの法的拘束力を持つものなのか、この点についてお答えをお願いしたいというふうに思います。


P.79 
小城哲生総務部長
 国有地の払い下げに係る問題でございますので、お答えを申し上げます。
国有地の払い下げにつきまして、今回の取得する国有地につきましては、その活用について種々検討を重ねてきたところでございまして、その中で当該国有地を多目的施設、それから教育相談室及び駐車場として利用するということで決定いたしまして、払い下げに係る国との各種折衝を経まして、6月27日に市有財産処分及び取得審査委員会の同意を得まして、8月1日に国に対して同国有地の払い下げ申請を行ったところでございます。この払い下げ申請において示したこの利用計画ということになろうかと思います。これは、一応当市におきまして、国に対しまして必要不可欠なものであるということを国に対して説明し、国においてこの利用計画でご理解いただいて、払い下げ申請を受理していただいたというふうに理解しております。したがいまして、払い下げ申請の中で利用計画をご提出申し上げたということでございます。
   以上でございます。


P.79 
◆7番
鈴木啓太郎議員
 市有財産処分取得委員会の私も一員ですので、その段階でこの土地利用、国有地の取得というふうなことについて賛成しているわけです。それについて委員全員の同意を得たというふうに今部長の方からの説明があったのですが、今深く後悔しております。要するに利用計画というふうなものをそういうふうに示していった。その利用計画を示すというふうなことによって、それが完成したというふうになると、現在その100名近い児童が使っている中央児童館の周りというのは道路と駐車場ですべて囲われてしまうというようなことになります。ご承知のとおり中央児童館は、市の事務室を兼ねている部分がありますから、庶務をとっている部分があることがありますから、遊べる庭というふうになるものというのは、非常に狭いです。これが2小に隣接しているというふうなことの中で、何とか要するに使える状況であったというふうにも言えるというふうには思うのです。その子供たちのふだん使っているところが駐車場と道路に囲われてしまうということになると、極めて危険性を懸念する声というふうなことが出てくるのですが、こういう点についてこの利用計画の提出に際してはどのようにお考えになったのでしょうか。お考えをお願いしたいと思います。


P.80 
小城哲生総務部長
 今回駐車場を建設するということにつきましては、ご存じのとおり市役所の来庁者の駐車場は、現在本庁舎正面に43台分確保しております。しかし、多いときには1日2,000人を超える来庁者を迎える当市役所におきましては、明らかに駐車場台数が少ないと言わざるを得ません。そのため、市役所敷地内における駐車スペース以外での駐車、市道第367号線での路上駐車が常態化しているのが実情でございます。このようなことから、市民やその他来庁者から駐車場が狭いとの苦情が寄せられています。また、議会におきましても狭過ぎる駐車場の改善について何度もご指摘をいただいているところでございます。市役所の来庁者が安心して、快適にその用務を済ますことのできる環境を確保しまして、また駐車環境の悪質な状態が招く交通事故等を回避するためにも、本来来庁者の駐車場の拡充、国有地の駐車場の拡充、それからその国有地の駐車場としての活用は必要不可欠だというふうに認識しているところでございます。また、今民間から清見の庁用車駐車場、それから上福岡公民館駐車場をここに併設することによりまして、年間755万6,000円の賃借料を減額することが可能となっております。市財政の効率的運用を図るということもあわせまして、今ご指摘の点も踏まえまして、総合的に検討した結果、駐車場を建設するというふうなことといたしたところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。


P.80 
◆7番
鈴木啓太郎議員
 今の部長のお答えの中には、児童の安全をいかに図っていくのかという質問に対するお答えがなかったように思います。効率性というか、その駐車場の確保というような面だけでこの問題を解決しようとするということについては、再考をお願いしたいというふうに思います。
 以上です。


一般質問

09月19日−05号

P.242 
◆7番
鈴木啓太郎議員
 それでは、一般質問をさせていただきます。

   まず、
屋上緑化についてという項目で幾つか出させていただいたのですが、これについては環境の方で統一してお答えをいただくということにして、都市計画については県産木材を使用した公共施設の建設についてということについて質問したいと思います。県の林務課を中心として西川材を初め、県の木材を使った事業の奨励というふうなことが行われているというふうに思います。こうした補助事業も加わっているはずですので、事業を通じて我が市の公共施設の建設というふうなことを進めていくことはできないだろうかと思いますので、この点についてお答えをお願いしたいというふうに思います。

   それから、環境についてです。もう何人もの議員の方が質問をされましたので、環境基本計画等の中で屋上緑化の問題を取り上げていくという考えは非常によくわかりました。その上でさらに議論を進めてみたいというふうに思うのですが、上福岡の市街地のような住宅密集地域で、屋上緑化もしくは壁面緑化ということを進めていくのは環境的にも大変有効であるというふうに私は考えますが、担当部としていかがお考えになっているかお聞きしたいというふうに思います。

   また、ことしの12月1日からダイオキシン等に対する規制ということが新たに変わりまして、12月1日に新しい法規制が開始されます。これを前に我が市では清掃センターの改修事業ということを行ってきたわけですけれども、この回収事業は現在どうなってダイオキシンの測定ということについてどのような数値が出ているのかお知らせ願いたいというふうに思います。

   そして、
上野台保育園の問題です。今議会でも幾つかの上野台保育園に対する質問というようなことの中で、特に今度の上野台保育園の移転が公団住宅の住宅棟との合築という方式において行われるという方針が明らかにされました。1、2階部分を保育園とし、さらにその上に住宅棟が乗せられていくというような方式が検討されているということであります。果たしてこの内容が妥当であるのかどうか、これから十分に吟味する必要があるだろうというふうに思います。私自身もさまざまな機会を通じて、視察や見学等々行ってきましたけれども、合築している現場ではこのやり方はぜひ改めてほしいと。極めて危険性が高い、落下物に対する防御ができない、さまざまな弊害というようなことが指摘されています。この方式についてさきに市長は、この合築方式について考えを変えるつもりはないということを明確に答弁され、そのことが今市内に重大な波紋を投げかけています。一方で今回の上野台保育園の改築というふうなことに当たって、公設、公営で行うということが明らかにされました。これについては私は率直に評価し、行政の責任において保育行政を進めていくという積極的な姿勢だというふうに考えたいというふうに思います。その上で、それではエンゼルプランの実施であるとか、今後の子育て支援策であるとか、保育園をどうつくり上げていくか、この点について市長がどのようなお考えで、今回この合築、公設、公営ということも含めて選択されたのか、この考えについてぜひお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

   それから、
学校給食についてお伺いいたします。食をめぐるさまざまな問題というのはここ1年間の間に噴出したというような感があります。狂牛病、BSE問題であるとか、あるいは雪印、日本ハムの問題であるとか、あるいは輸入野菜の農薬問題であるとか、さまざまな問題が取り上げられるようになりました。これについて給食を進めている教育委員会がどのような対応をしているのかお聞きしたいというふうに思います。まずは、BSEの問題への対応、2点目は雪印、日本ハム問題への対応であります。その上で、給食は教育の一環というふうに位置づけられているわけですけれども、現在給食の果たさなければならない社会的な役割というものが変わりつつあるのではないかというふうに私は考えたいというふうに思います。子供の切れやすい性格や学習能力の中に食の問題が絡んでいる、こういうふうなことを指摘する方は今研究者の中でもふえているというふうに思います。この中で健康でおいしくかつ安全である給食について先駆的な考え方を持って給食運営を行うべきではと思いますが、この点についていかがでしょうか。さらに、学校給食の民営化ということが何度もこの議会の質問の中でも出ました。現在この事務はどのように取り扱われているでしょうか、質問いたします。

   それから、
男女共生の問題であります。男女混合名簿を取り入れていただきまして、さまざまな効果が得られていると思いますが、さきの議会において青山議員の質問に対して今後は教師の意識改革を図るというふうに答弁されているわけですけれども、具体的にどのような取り組みをされているのかお答えをお願いいたします。2点目では、総合的学習などの時間にこの男女共生リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する学習という問題に取り組んでいるかどうか、いるとすればその指導方法、内容についてお伺いしたいというふうに思います。最後に、今後学校教育に求められている施策をどのような内容でこの男女共生ということに関してですが、考えられているか質問したいというふうに思います。
   以上で1回目の質問を終わります。(拍手あり)


P.243 
武藤博市長
 私の方へ保育園の合築についてのご質問がございました。この合築につきましては、今新たに行政としてこの合築をしていくというのは、これは時代に沿ったいろいろと環境的な変化に伴う一つの手法というふうに私は考えておりまして、この上福岡市の合築をする上でなぜ合築をしたのか。これは、行政全体のいろいろな問題点をチェックしてまいりますと、これは保育園だけの問題ではなくて、障害者施設の問題、あるいは教育の相談室の問題等、今回の議会の中でもリースということについていろいろ意見がありました。ただ、私としてはいかに早く住民の要望にこたえていくかということを考えましたときに、費用対効果を含めていろいろな施設を一日も早くつくらなければならないということもございます。そういうことを含めて保育園だけの問題ではなくて、トータル的ないろいろな問題を加味しまして今回の決断をしたと、こういうことでありまして、私も前の議員の方の質問に対しましても合築を推進すると、こういう方法をご説明申し上げました。その中で一番問題になるのは、今までにないいろいろな想定される問題、そういうものにつきましてはまた担当の方からお話を申し上げますが、まず一番大事なことは安全対策ということにもかかわってくるかと思います。それとあわせて全体的な保育園のあり方はどうかというお話もありました。考え方です。今上福岡市は、公営の保育園が五つあります。今後その五つの状態でいいのかどうか。それから、もう一つは場所の問題、こういうことがありまして、利便性、要するに使用する保護者、あるいは園児のことを考えますと、やはり中心的なところへも必要になってくる。そういう状態を考えますと当然これからもビルの一室を借りるとか、いろいろな条件が出てくるかと思います。そういう中での一つの今回の合築、それはもちろんその合築をしていただく公団の了解も得なければならない。こういうこともございまして、しっかりとした安全対策はもちろんのことやる、こういうことの中でこの合築を推進することによって、また障害者施設も一日も早く建設可能になる。あるいはその必要な土地を有効利用できる。そういうことをトータル的に考えてこれからの上福岡のまちというものを考えていかなければいけないのではないか。例えば霞ケ丘保育園等の状況を見ましても、希望のあるように時間の延長ですとか、そういうことの可能な場所というのもあるわけであります。当然そういう利便性を図るそういう場所の選定というものを慎重に選択しながら、西保育園等はこれからも移動させなければいけないなというふうに率直な意見として考えております。当然ほかの滝保育園あるいは新田保育園等の再建築の場合の場所の選定ですとか、そういうものも念頭に置いて位置づけを考えていく、これが一番大事だろうというふうに思っています。そういう意味で今回のいろいろな条件、それから費用対効果の問題を考えましたときに合築という最終的な決断をした。これにはきょう、あした決断したのではなくて、私なりに実は2年にわたっていろいろと検討した結果がそこへ決断をしていく。これをまたこういう問題があるから、ああいう問題あるから、ではそれは直せばいいではないかと、それでは事業ができない、計画的にできない。ですから、そういう問題点がある場合には当然その安全策をどうやってとるのか、しっかりとやっぱりそれは責任においてこの問題に取り組まなければいけない、このように思っております。
   以上であります。


P.245 
小城哲生総務部長
 それでは、都市計画のうち県産木材を使用した公共施設の建設についてお答えを申し上げます。
   木材は、人に優しい自然素材であるとともにその利用は森林の適正な管理や地球温暖化の防止などの地球環境問題に貢献できるものであり、大変意義のあることと認識しております。こうしたことから、当市では今年度庁舎1階のギャラリー化に伴いまして、来庁される方の利便性を図るとともに木のぬくもりを感じていただきたいという思いから、県産木材の間伐材を使用したパンフレットラックを設置しております。また、コミュニティー通りで実施しております花香るまち育てモデル事業の花壇植え込み内の看板に県産木材の間伐材を使用するなど、一部で木材の活用を実施しているところでございます。なお、埼玉県におきましても県産木材利用の木のよさについての理解増進を図るため、県産木材利用の促進に資するために必要な事業を対象といたしまして事業費の補助が実施されておるところでございます。今後におきましては、当市で公共施設等の建設計画が行われる際には、県産木材の活用がより一層図られるよう、県の補助等の活用も含め、担当部署において木材を活用した施設の建設等について検討ができるよう、関係部署への情報提供を積極的に行ってまいりたいと存じます。
   以上でございます。


P.245 
本田穂積市民生活部長
 環境についてのご質問にお答え申し上げます。
   初めに、屋上緑化につきましてのご質問にお答え申し上げますけれども、確かに屋上や建物を包み込む緑化の推進は、冷暖房電力の削減といった省エネルギーの推進や温室ガスの削減効果などに大変有効なものであるというふうに思っています。また、環境基本計画素案づくりの会議では、太陽光発電を推進していく審議も並行して進められておりますので、屋上緑化を含め屋上などを有効的に活用していく施策が検討されるものと思っております。また、ご質問の壁面緑化につきましてもご指摘のとおり市街地におきましては、特に緑化推進のために活用できるものはすべて取り入れるべきものと考えますので、屋上緑化同様壁面緑化も同じ位置づけで審議会の中で考えていただくということになると思います。

   次に、清掃センター関係につきましてのご質問にお答え申し上げます。清掃センター基幹改修工事はまず2号炉の改修を平成13年度中に完了しておりまして、ことしの4月に性能確認試験を行っております。そのときの試験結果でございますけれども、ダイオキシン類の排出濃度、保証値が0.5ナノグラム、目標値が0.1ナノグラムというのに対しまして0.0018ナノグラムということで性能は十分満たされていることを確認しております。また、ダイオキシン類以外の環境基準もクリアしていることを確認しております。今後の予定でございますけれども、現在1号炉の改修を実施しておりまして、改修が終わる10月下旬には2号炉と同じように性能試験を行い、ダイオキシン類の排出濃度を初めとする排出ガスが環境基準をクリアしているかどうか確認していきます。市に試験データが提出される時期といたしましては、ことしの11月下旬ごろになるという見込みであります。


P.246 
島村栄教育次長
 まず、学校給食の関係からお答えしたいと思います。
   最初に、BSE問題への対応ということでございますが、平成13年9月に最初のBSEが確認されて以来、ついこの間8月でございますけれども、5頭目が確認されたというのはまた新聞等でもにぎわしておりましたので、ご承知のとおりと存じます。当市教育委員会といたしましては、食の安全を確保する観点から、学校給食の提供に当たり、発覚後速やかに牛肉及び牛肉が使用されている加工食品の使用を自粛し、現在に至っているところでございます。なお、調味料につきましては、従来から牛肉エキス等が使われているものは使用しておりません。

   次の雪印、日本ハム問題への対応でございますが、従来から同社及び関連会社との取引がございませんので、対応はしてございません。

   次の給食は教育であるという考え方でございますけれども、根拠といたしましては学校給食法の第2条におきまして学校給食の目標ということが規定されているところであります。内容につきましては省略させていただきますけれども、その目標とする学校給食の意義または役割等の達成のために私ども給食調理場、直接学校に出向くなど、さまざまな食を通した知識や習慣などに関する指導を実施しているところでございます。また、給食のあり方を健康でおいしくということでございますけれども、先駆的な食の供給を行ってはどうかというご提案をいただきました。本市の学校給食の方針といたしましては、児童生徒の健康を守り育てる立場から食品添加物、農薬等の含有、またはそのおそれのある食品、食材料を極力排除し、より安全でおいしい学校給食の提供に努めております。ご提案の趣旨を踏まえまして、今後さらによりよい給食の提供ができるよう研究してまいりたいというふうに考えてございます。

   民営化についてご質問いただきました。現在配送業務、ボイラー業務等について民間委託を実施しているというところでございますが、国によりましてさきに臨時行政調査会あるいは臨時行政改革審議会及び総務庁から合理化の姿勢があるということで、学校給食についてご指摘いただきました。昭和60年1月21日付で文部省から学校給食業務の運営合理化について通達がなされているところでもあります。教育委員会といたしましては、学校給食の掲げられております目標を十分認識しながら、民間委託について実施に向け、検討を進めてまいりたいというふうに考えております。

   次に、男女共生の関係でございます。教師の意識改革を図るための取り組みのご質問いただきました。男女平等の教育が行われていくためには、教育関係者が日ごろから正しい男女平等意識を身につけていることが不可欠であります。そのための研修などを充実させていくことが重要であるという考え方から、具体的には県の教育委員会が開催しております教師のための男女平等教育セミナーや男女平等教育推進講演会等への参加、また学校内研修において講師を招いての講演会や職員研修会などの取り組みを通して教師の意識改革を図っているところでございます。

   総合的学習などでの取り組みの状況で、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの学習に取り組んでいるか、また取り組んでいるとすればその指導方法、内容についてということでございます。本市においては、総合的な学習の時間では国際理解、情報、環境、福祉、健康に関する学習に取り組んでおり、男女共生リプロダクティブ・ヘルス/ライツを具体的な課題として取り上げている学校はございません。しかしながら、教科領域のみならず学校教育全体を通して人権の尊重、男女の平等、男女相互の理解と協力について指導をしているところでございます。

   共同参画社会への取り組みの進捗状況、今後学校教育に求められていく施策としてどのような内容かということでございます。施策といたしましては大きく2点考えております。1点目は男女平等観に立った教育の推進であります。二つ目が教職員研修等の実施というふうに考えています。最初の男女平等観に立った教育の推進ということでございますけれども、男女平等観に立った教育の推進につきましては、教育活動全体を絶えずジェンダー的に敏感な視点から点検し、児童生徒の発達段階に応じた指導内容、指導方法の工夫改善を行ってまいります。教職員研修の充実に関しましては、教師の意識改革の取り組みでもお答えいたしましたけれども、男女平等教育に関する校内研修を実施したり県の研修会に積極的に教師を派遣するなど、一層教師の意識改革を図り、資質の向上に努めてまいります。教育委員会といたしましては、児童生徒にとって学校教育は男女共同社会参加を形成していく上で、大切な基礎を培うものであり、今後も男女平等に意識を高め、一人一人を大切にした教育を充実させてまいります。


再質問

P.247 
◆7番
鈴木啓太郎議員
 まず、県産木材の使用という点からお伺いいたします。
   さきに霞ケ丘保育園の建設に当たりましてホルムアルデヒドの発生というふうなことを問題にしたことがあります。同じように今合板を使用している建材を使った学校や公共施設ということから影響を受けるシックスクール、もしくは住宅の場合にはシックホームというようなことが非常に大きな問題を引き起こしているということは、十分ご承知いただいているというふうに思います。そういう意味では確かに部分的にいろいろな木材や何かを使用したいというふうなことはあるとは思うのですけれども、木材を使った建物のよさというふうなことを改めて見直して、なぜそれが使えないかというふうなことでいうと二つの問題点があると思います。一つは、設計及び建築を行う業者さんの中に十分な木材の使用ということに対する知識がなくなっているということ。それが非常に高くつくものであると一般的に認識されているというようなことであります。しかし、この県が進めている推進事業で補助が出るというふうなこともありますけれども、必ずしも木材使用というものがすべてにわたって高いというだけではない。なかなかそれを使いこなしていくための、さまざまに克服しなければならないこともあると思うのですけれども、それをぜひ進めていただきたいというふうに思います。その上で現在議論の的にもなっています、例えば保育園において、あるいは教育相談室においてこうした木材を使用した全体の建築がコンクリートを前提にしていますので、内装材としか言いようがないですが、この場合は。要するに使用が可能であるかどうかについてぜひお答えをいただきたいというふうに思います。

   それから、環境についてお伺いいたします。今非常に積極的に壁面緑化というふうなことまで含めて、その計画の対象にしていくというようなことが提示されているわけですけれども、これを進めていくというふうなことのためには、実は緑というふうなものをどんなふうに私たちの生活の中に位置づけていくのか、例えば落ち葉であるとか、庭木であるとか、雑草であるとか、そういうふうなものの持っている役割というものを、単にそれがトラブルのもとになっているというふうなことを克服して、ある意味では大きな意識改革を進めていかなければならない課題ではないかというふうに考えています。そうした計画を一般的に提示するというだけではなくて、ある意味では生活レベルの意識を変えていくような問題ということについてお考えがあるかどうか伺いたいというふうに思います。

   それから、ダイオキシンの問題ですが、大変立派な数字でというか、でき上がったというふうなことについては、歓迎すべきだろうというふうに思います。しかし、この施設にあの巨大なというか、バグフィルターというビルの4階にも相当するような大きなフィルターを通さなければごみ処理ができないという。しかも、そのためには30億円もの税金が投入されたというような事実は、こうした廃棄物、それに付随して発生したダイオキシンの処理というふうなことが自治体に押しつけられているという現実に変わりはないというふうに思います。とりあえず施設は完成したかもしれませんが、そうであるからこそ今後ダイオキシンの発生源を断つための努力ということを怠ってはならないというふうに思います。そのためにはごみ減量のための政策というふうなことをより積極的に推進していくことが求められているというふうに思いますけれども、この点について現在どのようなお考えにあるかお伺いしたいというふうに思います。

   さて、上野台保育園です。それでは、その合築というような方針が明らかにされてきたわけですけれども、その際に際して利用者もしくは市民からの意見というものを聞いていただけただろうか。ある意味では市民参画で進めるまちづくりという原則に照らして、今回の決定というのは私はいささか唐突であったと、決定であるかどうかもわかりませんが、いささか唐突であったというふうに思うのです。この点担当部としてどんなふうにお考えになっているのか示していただきたいというふうに思います。それから、当初の公団への要望、これは11月29日付の文書に明らかになっているわけですけれども、霞ケ丘保育園と同程度の用地の無償提供というような言葉がありました。今回この同程度の用地、施設面積は確保されているのか、それともそれを上回って確保するというようなお考えでいるのか、この点について明らかにしていただきたいというふうに思います。3番目に、仮に合築になったとして公団は無償提供をしないということを明らかにしてきたというふうに聞いておりますが、地代、賃借料になるのでしょうか、借地料は幾らというふうに計算されているのでしょうか。見込みで結構ですので、お知らせいただきたいというふうに思います。

   さて、それからこの問題ですが、確かに安全面に気を使っていただけると、そのことに最大限の努力をしたいという市長のお言葉に間違いはないというふうに私も信じたいと思いますが、例えばこれはきのうですけれども、新聞報道されましたが、名古屋のこれは市立の保育園です。車が転落して幼児が死亡するというような事件が起きました。大変痛ましい事故であります。考えられないような事態が起きている、この弊害を避けなければならない。このために例えば落下物に対して、これは私たちが調査したところでは日本人の習慣でいろいろなものを干すので、まないただとか包丁だとかも天日に干したりする、それが風で飛んだりもする。それから、布団も、それからハンガーもいろんなものが落ちてくる。人も落ちてくるのです。霞ケ丘団地でコンフォール霞ケ丘ができてからどのぐらいの自殺者数が出たかということを消防組合に問い合わせましたところ、4年間で9人というお答えをいただきました。やはりこういう現実を前にすると、この方式が果たしていいのかというような疑問が広がっていくのも無理からぬことだというふうに思います。では、安全面を確保するためにどんな対策を考えていくのか、この点についてお答えをお願いしたいというふうに思います。それから、もう一つは、公団の中を借りるというときには、中のものを使うというときには修繕が発生した場合、これはもう子供の施設ですから、絶えず発生する。霞ケ丘保育園でこれまで新しくつくったばっかりで、どれだけ修繕が発生したかということを皆さん十分ご承知だと思うのですが、その発生した場合、本当に保育園側の都合で修繕を行っていくということが可能なのか、この辺についてお答えをお願いしたいというふうに思います。それから、保育園というのは独特の使い勝手の必要なものです。大きな建物の中を包丁で切って、そこに子供たちを割り当てればそれで済むということではありません。それなりの専門的な設計というふうなことも必要になります。何より重要なことは、利用者の、そして実際にそれを担当する保育士の方たちの意見というふうなものがこの設計の中に十分反映されているということです。果たして今回の方式の中で、利用者の意向を反映することは可能と考えているのか、可能にしようとしているのか、この点についてお答えをお願いしたいというふうに思います。

   さて、給食です。食をめぐる信頼というのが揺らいでおりますから、確かに素早くBSE問題等々に対応していただいたという様子がわかりました。今後その問題を考えていくに当たって独自のガイドライン、農薬であるとか、どういう食というふうなものを積極的に取り入れていくというふうに評価すべきなのかということも含めて給食の提供に当たるべきではないか、ある意味ではそういうことこそが給食の審議会の中で審議していただきたいなというふうに思うのですけれども、そうしたガイドラインというふうなものを明確にしていく、あるいは公表していくというお考えがあるかどうか、この点をお伺いしたいというふうに思います。それから、先ほどのお話では民営化実施の方向で検討を進めているというふうなお話でした。具体的に実施の方向というふうなことについてどのように検討されているのかお伺いいたします。

   それから、男女共生です。総合的学習の中で特にそういう課題はまだ取り入れていないというふうな話でした。これは、ぜひ取り入れていただきたいというふうに思います。総合的学習とかというふうな課題の中で取り入れてこそ、健康とか、保健とかという教科だけではない教師全体の意識改革につながるのでないかというふうに思うのですが、この点どのようにお考えでしょうか。それから、この男女共生というふうな問題は学校の中だけで解決する問題であるというふうには考えにくいです。地域との連携というふうなことはどのように考えていらっしゃるのか示していただきたいというふうに思います。総合的学習というふうなことのプランを資料として見させていただきましたところ、花の木中学校だけ性教育というような項目があります。これは総合的学習の中に性教育ということなので、男女共生とは違うということかもしれませんが、大きく関連するものがあります。他の学校では取り組んでいないということなのでしょうか、この辺についてお答えをお願いします。
   以上です。


P.250 
本田穂積市民生活部長
 環境にかかわる再質問にお答え申し上げます。
   上福岡市の市域のうちおおむね4分の3が住宅地であります。人口が集中しております。したがって、この区域におけるアメニティー空間を考えることは非常に重要なことだというふうに考えています。現在策定中の環境基本計画におきまして、いわゆる市街地の住環境についても重点項目として位置づけて議論されております。市街地における緑については地球温暖化防止の面からもこれからもますます大事な位置づけとなってくるものでございます。ただ、やぶから棒に緑化すればよいというものではなくて、まちと調和した緑化、それが必要であり、またそこに暮らしている方々の意識、これもご質問のとおり変えていかなければならないかというふうに思っております。また、違った面で緑化の後の落ち葉の堆肥化など、環境に配慮した取り組みも必要になってくると思います。そのようなことを踏まえて環境基本計画を配慮していきたいというふうに考えております。

   次に、ごみ減量についてのご質問ですけれども、ご質問のとおりごみ対策においての必須事項というふうに考えております。上福岡市においては平成12年度の廃プラスチックの分別収集、それから平成14年度の事業系ごみの改正でやっとごみ処理体制が一段落したというふうに考えております。このところ市民の方々も現在の分別、収集、そういった方法に戸惑いがなくなってきたというか、比較的スムーズに進展したというふうに思っております。したがいまして、これからは担当課としてもある意味で攻めの体制がとれるところまで来たのかなというふうに考えています。ご質問の発生源を断つごみの減量化については、今後速やかに取り組んでいきたいというふうに考えております。


P.251 
伊藤義憲保健福祉部長
 それでは、保育園関係でご説明申し上げます。
   まず、1点目の合築に対して決定の段階で利用者あるいは市民の意見を聞いたのかというご質問でございますが、この問題につきましては上野台団地建て替えに伴いまして、先ほどご質問にありましたとおり、無償での用地提供を要望したところでございますが、住宅棟への合築というのが提案されまして、合築による建設の問題につきましては先ほど市長のお答え申し上げましたとおり開設の時期、財政負担の問題、その他市全体の施策推進等総合的な判断の中、市として決定させていただきました。

   2点目の用地の確保というご質問でございますが、園の規模という形もございますけれども、園1人当たりの施設面積または用地面積につきましては、公団からの提案の面積よりもより以上、霞ケ丘保育園レベル以上の用地を要望していくと、確保したいというふうに思っております。地代につきましては、今のところ明確なお答えはできませんけれども、公示価格の2%前後の賃借料ではないかと思われます。そうしますと、今の段階からいきますと、公示価格が約20万という形になっておりますので、敷地面積仮に1,000平米といたしますと、年間40万(後ほど「400万」と訂正あり)の賃借料という形になります。それと、落下物についての対策という形でございますが、やはりこの問題につきましては落下物、先ほどご質問にありましたとおり落ちてきた段階での問題、非常に大きい問題ございますので、先ほど市長が説明申し上げましたとおり設計上で安全対策に万全を期したいと思っております。修繕関係でございますけれども、内部修繕、改修等につきましては市の所有という形になりますので、市が主体となって修繕、改築が行われるものと思います。ただし、大規模で建築物の構造上に影響が出そうな場合におきましては、やはり公団と協議をしていくというような形になります。それと、設計段階での意見反映という形はどういうような形になるのかというご質問でございますが、現在今検討しておりますのは、建て替え構想関係につきましての策定の関係の検討委員会、これにつきましては児童福祉課長を座長といたしまして現場の意見、園長を初め、保育士、栄養士、それと保健師、調理師など現場の意見を取り入れながら、住居との共同管理の問題あるいは騒音、セキュリティーの問題、採光、緑の問題、クラス数、規模機能あるいは定員、必要床面積、園庭面積等いろいろな形で検討を行う予定としております。なお、検討会議におきましては保護者の意見も可能な限り反映できるように配慮しながら、市民参加、職員参加で建て替え構想を策定してまいりたいと思っております。

   なお、検討の段階では当然都市基盤整備公団との調整等も図りながら、現実性を持った案としてまいりたいと思っています。
   以上です。


P.252 
吉野英明教育長
 私の方から学校給食調理場の委託についてお答えさせていただきます。
   まず、委託をしないもの、これは献立の作成、物資の購入、そのほかに委託できる部門があれば委託していくという方針で今研究をしております。そのほかにつきましては教育次長の方から答弁させます。


P.252 
島村栄教育次長
 まず最初に、県産木の使用ということで、教育相談室に木質が用いられないかということがございました。教育相談室には床を杉のフローリングを取り入れたいと。それから、腰壁にも杉板を考えております。予算的に県産木材の使用が可能かどうかということは検討してみたいと思いますけれども、やはり教育相談室の性格上できるだけ木質系のものは使いたいという判断で今検討はしております。

   続きまして、学校給食の関係でございます。独自のガイドラインを明確にというお話がございました。児童生徒の健康を守る立場から、食材の選定につきましては化学的合成添加物など極力排除する。先ほど申しましたとおりでございます。市の独自の物資規格基準を定めておりまして、基準に適合する食材のみ使用するということで、安全に配慮しているところでございます。また、この基準につきましては、食材を購入する場合には納入業者にも提示する必要がありますので、食の安全性を広く協力を求めていくということからも明確にし、また要請があればお示しするというふうにしておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

   それから、男女共生の関係でございます。総合的学習で取り入れてこそ意識改革につながらないのかということでございます。総合的な学習の時間は、課題を教師が用意して与えていくというものではなく、児童生徒みずからが課題を見つけ判断し、解決していく、いわば応用能力というのでしょうか、そういう能力を育てることでございます。そういうことにねらいを置いております。男女共生につきましては大切な課題ということで考えておりますので、全教育活動の中で指導はしてまいりたいというふうに思っております。

   次に、男女共生の中の地域との連携は課題としないのかということでございます。男女共同参画社会を築いていくためには、さまざまな機会をとらえて一人一人の意識改革を図っていくということが重要だというふうに考えております。今後も保護者や地域の方々への啓発、連携を図っていきたいというふうに考えております。それから、男女共生の関係でもう一点、花の木中学校だけに性教育の項目があると、ほかではやっていないのかどうかということでございますが、性教育そのものにつきましては、学習指導要領に基づきまして実施しております。保健学習を中心に全小中学校で適切に実施しているということでございます。

再々質問

P.253 
◆7番
鈴木啓太郎議員
 それでは、まず環境です。環境については、随分積極的に進めていらっしゃるというふうなことがうかがえるわけですけれども、ここでかつて市役所の出っ張りの屋上にも芝が張られていたというふうな、市役所だったか、屋上緑化というふうなことを試みたことがあったというふうに思うのですけれども、それがなかなかうまく実現できなかったのか、引っ込んでしまったというふうなことがあるのですけれども、まさに公共施設から壁面及び屋上緑化というふうなことに取り組んでいくべきだと思うのですけれども、このことについてどのようなお考えであるかお知らせ願いたいというふうに思います。

   さて、上野台保育園です。今回のこの保育園の問題は、保育園の新しい建設ではなくて、これは移転です。現在使っている人たちが、上野台保育園を利用している人たちが十分に納得のいくものでなければ、新しいものをつくったところでそれを納得して使っていただけない。なかなか大きな問題を後に残すというふうな懸念も残ります。利用者の声をなかなかそこでは受け入れずに市でとりあえず今回のいきさつの中で決めたということであるわけですけれども、ぜひさまざまな意味で利用者の声を聞き、それをまず把握するというか、利用者の声を聞いて利用者の声を反映できる形で、できれば見直しも含めてというふうに私は希望しますけれども、さまざまな安全策や施策を講じていただきたいというふうに思いますけれども、この点いかがお考えでしょうか。特にあと上野台保育園をめぐってはなかなか、これは次の一般質問で出させていただくつもりですけれども、情報公開というふうなことをめぐってなかなか明らかにならないというふうな現状があります。これは西口開発、再開発の中でも同じ問題が起きていたというふうに私は認識していますけれども、なかなかそれでは利用者や住民、市民の理解を得ることができないという現状があるのではないかというふうに思います。ぜひ積極的な情報公開とあわせて住民参加というふうなことを進めていくという考えを検討委員会に、あと保護者の意見を可能な限りというふうにおっしゃっていただきました。それを積極的に進めていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。

   それから、給食です。今の教育長の答弁で委託というふうなことに合理性があればというふうにお聞きすることができました。合理性がなければ改めて委託を進めることはないというふうに伺ってよろしいのでしょうか。その上でいつごろまでにこの検討を進めるつもりであるのか、この点についてお答えをいただければというふうに思います。

   それから、男女共生ですが、地域との連携というふうなことも視野に入れて考えていただけるのではないかというふうなお話でしたけれども、今男女共生アドバイザー制度というのが県の方でつくられていまして、上福岡にもお住まいの方がいらっしゃいます。こういう方たちを積極的に学校の中に受け入れていくというようなお考えはあるか、この点についてお願いしたいというふうに思います。

   それから、お答えが最後になりましたので、質問も最後になりますけれども、それぞれ教育施設や保育園の中において可能な限り木材をというふうにお答えをいただきました。よもや間違いはないと思いますが、木材でも合板であればこれはホルムアルデヒドの問題が発生します。これをできるだけ避けるというようなことについては、かなり専門的な知識も必要になると思いますし、そのことを県は積極的に進めているというふうなところでもあります。ぜひ幅広いそういう設計もしくは木材を基本的に扱うことのできる業者からも意見を聞いて施策に取り入れていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
   以上で私の再々質問を終わります。


P.254 
本田穂積市民生活部長
 再々質問にお答えいたします。
   担当といたしましてという段階でしかまだお答えできませんけれども、まず屋上緑化、壁面緑化も含めてですけれども、公共施設から率先して始めるべきだというふうに思います。これは、環境審議会の方でもそういった位置づけで論議されているというふうにお聞きしておりますので、その結果を待とうというふうに思っております。


P.254 
伊藤義憲保健福祉部長
 保育園関係でお答え申し上げます。
   まず、情報関係で、ある程度一定の検討を行いまして、全部固めるという形ではなく、ある程度の段階を経ましてこの程度の情報という形を保護者の方にお知らせしていくという姿勢でまいりたいと思います。また、安全対策、施策等、この部分につきましても当然保護者の先ほどご説明申し上げましたけれども、ご説明が可能な限りという形でということでご指摘いただきましたけれども、骨幹にかかわる部分につきましては市としての決定という形がございますので、それ以外の安全対策、施策等の部分につきましては保護者のご意見、これの反映に努めさせていただければと思っております。
   以上です。


P.255 
吉野英明教育長
 給食調理場の委託について合理性があるかどうかということですが、現在の経済状況の中で行政運営上、合理性があると考えております。時期につきましては、委託可能な部門を今研究中でございますので、いついつまでということで断念するような段階ではございませんので、ご了解をお願いします。


P.255 
島村栄教育次長
 男女共同参画アドバイザー制度についてでございますが、こういう制度につきまして内容、また活用方法等私ども把握が十分できておりませんでしたので、早速調査をしまして学校でどのような形で活用できるのか、早速研究してまいりたいというふうに思っております。

   それから、相談室に木質系のことでご心配いただきました。私どもの方も杉板を取り入れたいということで、そういう願いを込めてそれだけは何とかしたいということで考えておりますので、ご理解いただければというふうに思います。
 

討論


09月24日−06号

P.290 
◆7番
鈴木啓太郎議員 一般会計補正予算に無所属議員として反対の立場から討論いたします。
   所属委員会における所管事項については賛成をいたしましたけれども、今回の補正予算の中に盛り込まれております上野台団地の建て替えに伴う市の総合的な開発計画の中に、子供を守る視点というものが欠如していると考え、今回の補正予算については反対とさせていただきます。

   特に国有地取得に関する事業の利用計画の中に、市の駐車場の建設というような計画が盛り込まれているわけですけれども、この駐車場に指定されている用地は現在緑地であり、子供の遊び場であるということが明確になっています。ところが、こうした緑地及び子供の遊び場に対する保全の観点ということが全く欠如したまま駐車場建設が前面に押し出されています。

   このことは、各種市民要望や都市マスタープランに盛り込まれた基本的な理念と整合性を全く持たないものであるというふうに考えています。さらに、安全問題というふうなことから、大きな問題が残っているというふうに思います。

   現在中央児童館には登録児童95名、一般児童26名が通園しており、この施設を駐車場と道路で囲ってしまうというあり方が、この安全性という問題を考えたときに妥当ではないということについては明らかだろうというふうに思います。早急にこの駐車場建設の利用計画そのものの一部凍結か、もしくは中央児童館施設の上野台小学校隣接地への移設を計画すべきであるというふうに考えます。このような緑地及び子供の遊び場に対する保全というふうな計画がないまま現計画を進めるというようなあり方には反対いたします。
   以上です。